2018.08.10
初めて出会った時の衝撃と感動がよみがえる!フォースのように音楽を感じる「スター・ウォーズ in コンサート JAPAN TOUR 2018」

40年前、一人の若者が経験する冒険に人々は夢中になりました。 「STAR WARS」のタイトルがスクリーンの向こうへ消えていった瞬間から高らかに流れるジョン・ウィリアムズ作曲のテーマ曲と、「遠い昔はるかかなたの銀河系で……」のオープニング・クロールで始まる本作は、ミュージカルのような作りと言っても過言ではないでしょう。誰もが口ずさめるメロディをメインのキャラクターにのせることで、ジョージ・ルーカスが思い描いた壮大な世界へと観客を引き込んでいくからです。
専用端末にチェックインして、オリジナルピンズをゲット
「スター・ウォーズ in コンサート」は、そんな名作「STAR WARS」の映像に合わせてフルオーケストラが生演奏で音楽をのせるシネマ・コンサート。7/29~9/2にかけて東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・福岡・浜松を巡るJAPAN TOURの初日公演が、東京オペラシティ コンサートホールで上演されました。
初日は、初期3部作(エピソード4・5・6)を一挙に上演するプレミアム公演とあって、開場時間のずい分前から上演を待ちわびる大勢のファンがズラリ。

開場と同時に真っ先にファンの皆さんが向かっていたのが、ロビーに設置された専用端末。ディズニーアカウントにログインをして画面に表示された二次元コードをかざすと、非売品のオリジナルピンズがもらえるとあって、長い行列ができていました。当日はかなり混雑しているので、事前に会員登録をしているとスムーズです。

こちらのオリジナルピンズは、全会場で配布予定。予定個数に達した時点で終了となるので、来場の際は早めにゲットしておいた方がよさそうです。

上演の前後や休憩時間は、ぜひロビーへ。会場内ではメモ帳やポストカード、復刻版ポスターといったJAPAN TOURオリジナルグッズをはじめ、歴代作品のCDやDVD、Blu-rayなど、さまざまな関連グッズが販売されています。

この日はプレミアム公演ということで、休憩時間中、ダース・ベイダーやストームトルーパーと記念撮影をすることもできました。
壮大な世界観をフルオーケストラによる生演奏で表現

指揮はニコラス・バック、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。会場が熱気に包まれる中、ダース・ベイダーとストームトルーパーが客席に登場するというプレミアム公演限定のサプライズで幕が上がりました。

シネマ・コンサートならではの醍醐味の一つは、コンサートホールによる伸びやかな響き。スクリーンの奥から天井へと響きわたる重厚な音が、体を突き抜けていくのを感じることでしょう。映像もプロジェクターを2台使用した素晴らしい画質!

特に、「新たなる希望(エピソード4)」序盤のスター・デストロイヤーが頭上を過ぎていくシーンは圧巻。迫力ある演奏から、映像以上のスケール感や奥行を感じることができます。そして、ルークが広大な地平線の先に見える二つの夕日に思いを馳せる名場面!ここで流れるジェダイのテーマ曲が、この先、彼を待ち受けている過酷な運命を予感させます。この音楽は、2017年に公開された「最後のジェダイ」でも使われているので、ファンにとっては一層感慨深いシーンとなることでしょう。場面によって音楽のスケールが変化するのを見られるのも、生演奏ならではの魅力です
シネマ・コンサートのもう一つの醍醐味は、演者のエネルギーが“フォース”のように伝わってくること。通常のクラシック演奏ではあまり見ることができない強奏が続く、続く!

「帝国の逆襲(エピソード5)」の惑星ホスで繰り広げられる戦闘では、絶え間ないリズムと高らかに鳴り響く管楽器、インペリアルマーチのたたみ掛けは凄まじいものがあり、演奏者も“闘って”いるかのような印象を受けました。不利な状況の中で抵抗する反乱軍の一員になったような緊張感がホールを包み、シーンが終わったときは思わず安堵の息が会場にもれたほどです。ハンとレイアが、お互い心情とは違うことを言ってしまうもどかしいシーンもまた、繊細なフルートから始まり徐々に高まることで、情感を肌で感じることができます。
スティールドラムなどで表現したイウォーク族のお祭りが楽しい「ジェダイの帰還(エピソード6)」では、クライマックスで3つの場面が目まぐるしく交錯。シーンごとに音楽が細かく切り替わるのを目の当たりにするうちに、「STAR WARSのような情報量の多い作品で、映像とセリフ・効果音との同期って本当に可能なの?」と最初に抱いていた不安はすっかり打ち払われていました。まるで、大規模な舞台劇を見ているような気分! エンドテロップの演奏が終わった瞬間にホールに湧き上がった総立ちの拍手は、反乱軍の勝利と親子の和解を喜ぶもののようにも感じられました。
もしも今回のコンサートで「STAR WARS」を初めて見る人がいたなら、それはとても幸運なことであり、長年のファンにとっても、この作品と最初に出会った時以上の特別な体験になるでしょう。
たとえ、この作品の音楽が素晴らしいことをすでに「I know.」だったとしても。
今後9/2までの間に、4都市9公演を予定している「スター・ウォーズ in コンサート JAPAN TOUR 2018」。子ども(3歳以上小学生以下)料金を設定した“子どもチケット”も導入しているので、親子で鑑賞すれば、きっと忘れられない夏の思い出になることでしょう。かつてないほど壮大な「STAR WARS」の世界をぜひお楽しみください!

8/4の大阪会場からは、映画の世界さながらの写真が撮れるフォトスポットを設置。思い出に残る貴重な一枚を残すことができます。開場から開演までの時間帯を中心に、ミニアンサンブルによる生演奏が楽しめるロビーコンサートや参加型のワークショップなども開催されるので、開演前からSTAR WARSの世界観に入り込むことができそうです。
- HOME
- ディズニー公式アプリ「My Disney」
- メンバー向け最新情報
- スペシャル記事
- 初めて出会った時の衝撃と感動がよみがえる! フォースのように音楽を感じる「スター・ウォーズ in コンサート JAPAN TOUR 2018」